保田ゼミブログ

ゼミの様子を交代で更新していきます!

2016/9/24-28 ゼミ合宿@徳島県 感想

卒業まで5ヶ月となり社会人も目前となって来ました。
ナツです。内定式も終わり社会人をいやでも意識しなければならない時期になりました。
ゼミに所属してからはじめてブログを書きます(笑)
 

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( 昭和女子保田ゼミ3、4年。海が綺麗…)
 
9/24〜28まで徳島県美波町でゼミ合宿を行なって来ました!
その報告をさせていただきます〜!
今年のゼミ合宿は4年は自由参加でしたが、学生であるからには頭使いたい、地方創生ってちまたで騒がれてるしミーハー心でたしなんでおくかwと思ったため参加してきましたw
 
今回のゼミ合宿で1番の収穫は
地方で暮らすっていう選択肢もあるんだということを認識できたことです。
地方で暮らしている方々の生き様、知ってると知らないじゃ違いますよね?
一生都会っ子だと視野を狭めてた私にとってゼミ合宿は、「そういう選択肢もある」という気づきが得れたモノでした!都会に疲れたら美波町に移るのもアリだなと思えました!(まだ働いてもないですが疲れる気が…)
 
長いですが、お付き合いください!
 
今回は先生が指導をしている神戸大学3年生のゼミと昭和の3、4年が合同でゼミ合宿を行いました!!
 
24日初日は、ベンチャーキャンプというのに参加して来ました。登壇者の方々は起業家の方がほとんどで自身の経歴、起業までの経緯、事業説明などをお話しして下さいました。IVSのような感じでしたが、東京でこのような会を時は参加者の大半が学生であるのに対し、ベンチャーキャンプではお好み焼き屋を開きたいご婦人や娘の起業の手助けをしたいから来たというご婦人など年配で情報感度が高い方が多数いらっしゃったことに驚きました。地方だから情報弱者であるというのは思い込みですね。
 
この後歓迎会としてバーベキューを開いていただき、伊勢海老やカツオ、国産牛をご馳走になりました(≧∇≦)朝ごはんは阿波尾鶏のたまごでたまごかけごはんでした!ごはんがとにかく毎日美味しい…!

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 (とにかく食べて飲む)
 
25日の午後から美波町に移動しました!
 
美波町は今ITベンチャー企業13社がサテライトオフィスサテライトオフィスの意味を来るまでわたし知らなかったです…サテライトオフィス:企業または団体の本拠から離れた所に設置されたオフィスのこと。)を設けているのです!
 
なぜ?とみなさんお思いでしょう。
簡単にいうと!
理由1 光ファイバーが整っているから。
理由2 しごと あそび 半々に生きていけるから。
(もっと知りたい人はHPへ)
 (美波町で結婚式するならここ)
 

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(数年前のNHKの朝ドラ うぇるかめのモデル地)

 

私たちがこの町にきた理由は「若者に美波町が選ばれるにはどうするべきか」 というのを考えるためでした。中学から都内で過ごしてきたわたしとしては、
 
地方に行く??
なんで地方創生が必要なの?
東京が一番便利でいいでしょ??
欲しいものはすぐ手に入るし、なんでもあるし…!
 
都会に住んでいたら誰も行きたいなんて思わないでしょと考えてました。
……しかしそんな考えを変えてしまうような、出会いが美波町にはありました!
 
町民1人目
株式会社 サイファーテック 吉田基晴社長
美波町でドライバーから宿の提供、町民の方との交流の場を設けていただいたりとにかく何から何までお世話になった方!
 
・東京でITベンチャーを起業するが、失敗が続き、家族との時間、自分の時間…仕事のために捨てざるを得ないことが多い東京での生活が満たされず、地元 美波町に戻り起業することに!
 
美波町で提唱した働き方
 半X半IT(Xには自分の趣味などが入る ex:サーフィン、農業など)
 
・2020年東京ですら人口減少がはじまる、それならば人を共有しよう!
(1人の若者が「複数の場所で消費して生産して子育てする」)
 大人が共有されるなら、子どもも!
ということで地方と都市の両方の学校に在籍し学べるデュアルスクールつくり取り組んでらっしゃる。
 
吉田社長はすべてに全力で、常に問題意識をもって解決をしようとしていました。
全国でデュアルスクールが広まれば、転勤族の子どもも寂しい思いをするのが減りますよね!
私立ではまだ難しいらしいですが、公立から普及が広まることを期待したいです。
 
 町民2人目
odori 林嗣大シェフ
 
・吉田さんの共通の友人を通して、徳島で店長にならないかと誘われる。
 
・東京ではいまひとつ芽が出ずにいたが、美波町にきてただの料理が上手な人からodoriの天才シェフ
 と認識されるようになる。都市の頂点を目指すのは大変なことだが、競合の少ない地方なら
 1番は目指しやすいと感じる。
 
・地方でのプローモーションは新聞、口コミが命。(徳島新聞購読率はとても高い
 Facebookをやってる人は意外と多いがお店のページはあまり見られていない。
 
もしミカでも新聞の効果がすごいなと身をもって体験しましたが、やはり新聞は根強いですな。

3人目
鈴木商店 美雲屋

・もともとサーフィンに美波町に来ていたために美波町を知っていた。

・今は通勤時間が徒歩5步なので、大阪にいた時から比べたら1年が13ヶ月になった。(大阪にいた時は、通勤に往復2時間ほどかけていて1年に200何日間か働くので、2時間✖️200何日間の時間をかけ他のことに使えるから)

・さっきの写真神社で結婚式を挙げられる、町のほとんどの人が出席しお祝いされたそうです。

・地方は家族や仕事以外で必要とされることが多く、非常に生きがいに感じる。(消防団に、所属し行方不明者を探したり、家具を動かすなど小さいこと全部。)
 
 
3人に共通していたことはいずれも美波町になにかしらの縁があったということ。地方に元気にしてもらったということ。
なにも縁がないところに若者を呼ぶのは難しいと思うという見解でした。
私は地方に移住してくる人の特徴として「自分が地方を元気にしてやるぞ!」という意気込みの人が多いのかと思っていましたが、現実は地方に逆に元気にしてもらったんだいう声を聞きとても驚きました。

様々な背景を持った方達のお話を通して、私たちのできることは将来の移住者と美波町と接点をもつきっかけを作りることだと考えました!

そうして私たちは「若者に美波町が選ばれるにはどうするべきか」の最終プレゼンを用意していきました。
最終プレゼンは限られた時間で発表していかなければならず
実現可能性が低いものも提案してしまいました。
もっともっと学生らしさをいれた現実的なものがアイデア
して出てくればなぁ…と反省しました。
 
今回の合宿は、地方創生のスタートラインにやっとたてた気がします。これからも自分には関係ない、興味ないなどで視野を狭めず、たくさんのことにふれていきたいです。
後輩や神戸生とも距離が縮まって嬉しかったです!


長くなりましたがありがとうございました!
この機会を作っていただいた先生や美波町の方々に
感謝申し上げます。

 

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(天然あゆを8匹いただきました 仲が深まった3年生と)